高槻中学校 英語の定期テストの点数を上げる勉強法
こんにちは、中高一貫校生専門の個別指導 未来育(ミライク)高槻校です。
高槻中学校では ケンブリッジ大学出版の**『UNCOVER (アンカバー)』という教科書をメインで使っています。
これを踏まえて、使用するテキストの特徴と、定期テストで点数を上げるための具体的な勉強法を解説します。
目次
📚 高槻中学校で使われる主な英語教材
高槻中学校の英語では、主に以下の教材を組み合わせて使用しているようです。
- メイン教科書:『UNCOVER (アンカバー)』
- 特徴: ケンブリッジ大学出版が出している、世界基準のテキストです。カラフルで写真や図が多く、**オールイングリッシュ(すべて英語)**で書かれているのが最大の特徴です。「読む・書く・聞く・話す」の4技能をバランスよく学べるように設計されています。
- 文法・構文問題集:『5STAGE (ファイブステージ)』
- 特徴: 日本の受験文法にも対応した、演習中心の問題集です。『UNCOVER』で学んだ内容を、日本のテスト形式(並べ替え、穴埋めなど)で定着させるために使われることが多いです。
- 文法参考書:『マーフィーのケンブリッジ英文法』 (Grammar in Use シリーズなど)
- 特徴: 世界的に有名な文法書です。左ページに文法の解説(英語)、右ページに演習問題、という構成が基本です。文法ルールを辞書のように調べたり、特定の単元を集中して練習したりするのに使います。
- 副教材:学校配布のプリント
- 特徴: 授業の重要事項や、先生が特に強調したい文法・単語がまとめられています。定期テストで非常に重視される傾向があります。
💡 教材別の使い方 (日常の勉強法)
これらの教材を効果的に使うための日常的な勉強法です。
1. 『UNCOVER (アンカバー)』の使い方


- ① 単語・熟語の暗記: 本文に出てくる新しい単語やフレーズは、その日のうちに必ず覚えましょう。「英語→日本語」だけでなく、**「日本語→英語」**でも言えるようにするのがコツです。
- ② 音読・シャドーイング: 『UNCOVER』は「聞く・話す」も重視しています。付属の音源(CDやダウンロード)を使い、まずは教科書を見ながら音読。慣れてきたら、音声のすぐ後を追いかけて発音するシャドーイングを行いましょう。これでリスニング力と読解スピードが上がります。
- ③ 授業の復習: オールイングリッシュの授業なので、「なんとなく」で進んでしまうのが一番危険です。授業で何を学んだのか、本文の日本語訳(学校で配布されるか、自分で調べる必要があります)と照らし合わせて、内容を正確に理解しておきましょう。
2. 『5STAGE』の使い方

- 授業で習った文法単元に合わせて、すぐに該当ページを解きましょう。
- 「なぜその答えになるのか」を文法的に説明できるまで、しっかり理解することが重要です。
- 間違えた問題には必ず印をつけ、後で解き直せるようにしておきます。
3. 『マーフィーのケンブリッジ英文法』の使い方
- これは「文法の辞書」として使います。
- 『UNCOVER』や『5STAGE』で分からない文法ルールが出てきたら、この本の目次で該当する単元を探し、解説を読んで演習問題を解きます。
📈 定期テストで点数を上げるための勉強法
高槻中学の定期テストは、**「①UNCOVER」「②学校のプリント」「③5STAGE」**の3つから多く出題される傾向にあるようです。(特に①②で約7割、③で約1割という情報もあります)
以下のステップで対策を進めてください。
Step 1: 【最優先】プリントと『UNCOVER』の単語・本文を完璧にする
テストの大部分はここから出ます。
- 単語: テスト範囲の単語は、**スペル(綴り)**まで完璧に書けるようにします。小テストなども徹底的に復習しましょう。
- プリント: 配布されたプリントは、穴埋めや並べ替え問題の宝庫です。隅から隅まで暗記するつもりで、スラスラ解けるまで反復練習します。
- 本文: 『UNCOVER』の本文は、日本語訳を見て、元の英文がスラスラ言える(書ける)状態を目指します。これができれば、本文からどのような問題(和訳、説明、穴埋め)が出ても対応できます。
Step 2: 【文法】『5STAGE』のテスト範囲を完璧にする
テストの文法問題は『5STAGE』から出題される可能性が高いです。
- テスト範囲の問題を最低3周は解きましょう。
- 1周目:全部解いて、間違えた問題に印をつける。
- 2周目:印がついた問題だけ解き直す。
- 3周目:さらに間違えた問題を解き直す。
- 「自力で全問正解できる」状態にしてテストに臨んでください。
Step 3: 【仕上げ】リスニング対策
テストには、教材に載っていないリスニング問題も含まれるようです。
- これは直前対策が難しいため、日常から『UNCOVER』の音源を聞く習慣をつけておくことが最大の対策になります。
- Step 1で紹介した「音読・シャドーイング」がそのままリスニング対策にもなります。
高槻中学校の英語はレベルが高く、教材も複数あるため大変だと思いますが、中心となる『UNCOVER』と学校のプリント、そして『5STAGE』の3点を徹底的にやり込めば、必ず点数は上がります。頑張ってください。
更に理解を深めて点数を上げるためにミライクでは自由自在などの問題集などを解いてもらうことが多いです。




