中高一貫校に特化した大学受験の個別指導塾

数BEKIの使い方、定期テストで点数を上げる勉強法

こんにちは、中高一貫校専門の個別指導 未来育です。

今回は中高一貫校で利用されている「数BEKI」について解説します。

「数BEKI」の主な特徴

数BEKIは、一般的な公立中学の教科書とは全く異なる特徴を持っています。

1. 難易度が高く、ハイレベル

公立中学の教科書レベルを大きく超える、大学受験を意識したハイレベルな問題が多く含まれています。中高一貫校の進度の速いカリキュラム(中学範囲を早く終え、高校数学に進む)に対応できるように作られています。

2. 「代数」と「幾何」の分野別構成

一般的な教科書が「中1数学」「中2数学」と学年で分かれているのに対し、数BEKIは数学の分野(領域)で分かれています。

  • 代数 (A):計算、方程式、関数など
  • 幾何 (K):図形、証明など (※アルファベットは版によって異なる場合があります) これにより、特定の分野を集中的に深く学習するカリキュラムになっています。

3. 豊富な問題量と構成

「例題」「類題」「節末問題」「章のチャレンジ問題」といった形で構成されています。特に例題1つに対する練習問題(類題)が多めに配置されており、演習量が確保できる反面、ボリュームが非常に多いです。

4. 解答・解説がやや不親切(上級者向け)

これが一番のクセモノかもしれません。数BEKIの解答・解説は、途中式が省略されていたり、解説が簡潔すぎたりする傾向があります。 「なぜこの式変形になるのか?」を自力で読み解く力(行間を読む力)が求められるため、数学が苦手な人が自習用として使うのは非常に困難です。


💡 「数BEKI」で定期テストの点数を上げる勉強法

数BEKIは自習が難しいため、**「学校の授業をいかに活用するか」**が最大のカギとなります。独学で進めようとせず、以下のステップで勉強してください。

大前提:授業を100%活用する

  • 授業命!: 数BEKIの解説は不親切です。つまり、「先生の解説」こそが最も分かりやすい参考書です。授業中は絶対に集中し、先生が「ここは大事だ」「テストに出す」と言ったところ、板書した別解などはすべてノートにメモしてください。
  • 質問する: わからない問題は絶対に放置せず、授業後すぐに先生に質問に行きましょう。数BEKIは自力で解決しにくい問題集です。

【Step 1】授業の復習と基礎固め (授業直後)

定期テスト対策は「テスト2週間前」から始めるものではありません。「授業の直後」から始まっています。

  1. その日のうちに復習: 授業で扱った**「例題」「類題」**を、もう一度自力で解き直します。
  2. 先生の解説を再現: 先生が説明していた解き方や、注意点を思い出しながら(ノートを見ながら)解いてください。

【Step 2】演習と「印つけ」 (テスト2週間前〜)

テスト範囲が発表されたら、本格的な演習に入ります。ここで重要なのが**「問題の仕分け(印つけ)」**です。

  1. 印つけルールを決める:
    • ◎(または○):完璧。自力で、ミスなく、理由も説明できる。
    • :解けたが、時間がかかった。ヒントがあった。途中で迷った。
    • ×:解けなかった。解答を見ても理解が怪しい。
  2. 1周目(範囲の確認):
    • まずはテスト範囲の**「例題」「類題」**(または授業で「やれ」と言われた基本問題)を解き、「◎」「△」「×」を付けます。
    • 高得点を狙う場合でも、いきなり「節末問題」や「チャレンジ問題」には手を出さず、まずは基本問題(例題・類題)を完璧にしてください。
  3. 先生のヒントをチェック: 授業中、先生が「チャレンジ問題の〇番はやっておけ」など、応用問題に言及することがあります。その問題は最優先で解くべき(テストに出る可能性が極めて高い)問題です。

【Step 3】反復演習 (テスト1週間前〜)

ここが点数を上げる一番のキモです。

  1. 「△」と「×」を潰す: 2周目は、印をつけた「△」と「×」の問題だけを解きます。
  2. 解けたら印を変える:
    • 「×」だった問題が解けたら「△」に格上げします。
    • 「△」だった問題が完璧に解けたら「◎」に格上げします。
  3. 「◎」だけになるまで繰り返す: テストまでに「△」と「×」がゼロになり、テスト範囲の問題がすべて「◎」になる状態を目指します。最低でも3周はするつもりで取り組みましょう。

【Step 4】応用問題と学校プリント (テスト3日前〜)

「例題」「類題」が「◎」だらけになったら、次のステップに進みます。

  1. 応用問題: 「節末問題」や「チャレンジ問題」の中で、先生が指定した問題や、印(*など)がついている重要問題に絞って解きます。
  2. 学校プリントの確認: もし学校から別途プリント(補助教材)が配られている場合、それはテストに直結する超重要アイテムです。数BEKI以上に優先し、完璧に解けるようにしてください。

【Step 5】最終確認 (テスト前日)

  • 「△」や「×」を付けた(=自分が間違えやすかった)問題だけを、最後にもう一度見直します。
  • 公式や定義(特に幾何の証明の条件など)が曖昧なところを教科書やノートで確認します。

数BEKIは手ごわい相手ですが、授業をしっかり聞き、基本問題(例題・類題)の反復演習を徹底すれば、必ず定期テストの点数は上がりますよ。

目次

数BEKIを使って定期テスト対策をするなら中高一貫校専門の個別指導 未来育にお任せください

赤点脱出コースはこういう方におすすめ

勉強をしていない

  • 宿題ができていない
  • 家で勉強できていない

定期考査の点数が取れない

  • 学校の授業についていけない、理解できていない
  • たくさんの宿題をこなすだけになり、勉強内容が理解できずテストで点が取れない
  • 点の取り方がわからない

宿題や課題の問題に解答・解説がなくてわからない

  • 学校から渡される問題集やプリントに答えがなくどうしていいのかわからない
  • 学校から渡される問題集やプリントが理解できていないので、テストで解答できない

赤点脱出コースの特長

宿題はすべて塾で完結


学校の宿題提出と定期考査対策をすべてミライクにて完結させます。

保護者の方はお子様にご自宅で宿題をさせる必要はありません。

塾で強制自習


学校からの課題・宿題を塾で自習をしていただきます。

家では誘惑が多くなかなか集中できないことも多いので、塾で集中して取り組みましょう。

答えのない課題、問題も
担当講師が解答・解説作成


担当講師が難解な問題も解答・解説までていねいに作成します。

解答作成だけなく理解できるまで徹底指導いたします。

定期考査ごとの
短期的計画表作成


各定期考査期間ごとに短期的な学習計画を作成し、学校の課題をこなしながら定期考査のテストアップを目指します。

一般入試だけなくAO入試、公募推薦、指定校推薦で志望校を目指せるように定期考査対策を通して指導します。

学校の宿題の内容を定期考査で
点が取れるレベルに導


学校から出される課題をするだけでは定期考査で点数は取りずらいです。

ミライクでは通常時に学校の課題を一緒に取り組んだ後に関連問題を解き、限られた時間内で初見問題を解く力をつけるように指導します。

指定校や公募、AO入試を目指すことがあっても対応できるように学校の定期考査の点数にはこだわっていきたいと思います。

また定期考査でしっかり点数を取ることで受験勉強にもつなげていくように指導します。

ミライクと通常の個別指導との違い

ミライクの個別指導は
1コマが90分の個別授業 + 個別演習・特訓120分
合計210分のボリューム!

赤点脱出コース受講後の
生徒の定期考査点数推移

塾生の通う高校入塾後の成果
神戸龍谷高校数学 0点→38点→23点→87点→60~90点台をキープ
化学基礎 11点→62点→87点
仁川学院高校英語 21点→82点
数学 21点アップ
高槻高校数学 32点アップ
英語 15点アップ
甲陽学院高校化学 21点→72点→97点
物理 33点→89点→90点
関西学院高等部数学 18点→87点→90点前後をキープ
英語 33点アップ→80~90点をキープ
甲南高校(フロントランナー)数学 21点→35点→87点
物理 11点→89点
神戸海星学院高校生物 18点→87点→92点
数学 36点アップ
甲南高校(フロントランナー)化学 8点→22点→88点
物理(基礎含む) 12点→53点→89点
箕面自由学園(特進)数学 18点→53点→93点→70~90点をキープ
英語 37点アップ
関西学院高等部化学(基礎) 12点→55点→87点
英語 22点→48点→55点→93点
県立西宮高校数学 35点アップ
数Ⅲ 18点→68点
物理(基礎含む) 18点→89点
化学 18点アップ
大阪教育大池田付属高校数学 32点→96点
物理 28点→87点
北野高校数学 28点アップ
神戸海星学院高校国語 35点アップ
英語 18点アップ
西宮北高校数学 32点アップ
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